【 満たされる心 】
白い長襦袢を纏った可愛い牝犬が、早くちょうだいと舌を出して懇願していた。
ヌルっと汗で滑る尻穴にワザと膨張したモノを先端だけ押し入れて、すぐに引き抜いてやった。
「いやぁあああぁぁあああ??」
欲しいと泣き叫ぶ厚史が可愛くて、ついつい意地悪をしてしまうのだが、滅多にない連休だから構わんだろうと勝手なことを思った。
普段は仕事から戻った夜から就寝するまでと、朝起きてから仕事に向かうギリギリまで可愛いエロ牝犬で楽しんでいた。
昼間に身体を休ませていたから、厚史もそれほど辛くはないのだろう。
明け方まで付き合わせても文句一つ言ったことはなかった。
今のように泣き叫んで、俺のモノを欲しがる以外は実に大人しい素直な犬だと思う。
一目で気に入り、手に入れてからずっと可愛がってきた。
従兄弟に言わせると俺の可愛がり方は異常らしい。
俺に言わせれば従兄弟の方がオカシイのだが、まあ別にそれで問題もなかった。
学生時代から気に入った相手を捕まえては楽しむのは同じなのだが扱い方が間逆だった。
それなりに優しい言葉を掛ける俺に対して、従兄弟は自分の欲を満たすのが優先で無言で事に及ぶのだ。
「それで本当に楽しいのか」
「ああ。大事なのは俺がスッキリすることだ」
俺の問いに、あっさりそう言うと従兄弟が逆に聞いてきた。
「お前は、相手に何の感情も持ってないくせに何故優しくするんだ」
「うん? 所詮は性欲処理だが、軽い言葉で素直に身体を開くんだから、まあいいだろう」
互いの返答に納得しつつ、やはり相手の方が異常だと判断し合うのだった。
▲
あれから何年も経っているが、今飼っている厚史にしても、少し優しい言葉を掛けるだけで素直で可愛くなったのだ、間違ってはいない筈だった。
「すごい尻振りダンスだな」
欲しい場所を掠めるように俺のモノを動かしてやると、焦れた厚史が必死になって腰を揺らしてくる。
尻穴の中にたっぷりと媚薬を塗り込んであるから、今にも失神しそうなほどに真っ赤に頬を火照らせて、淫靡な世界に浸りきっているようだった。
普段ならば軽く叩いて正気に戻させるところだが、今日はワザとそう追い込んでいた。
特注していたバイブがようやく届き、せっかくプレゼントしたというのに、箱の中を確認した途端、厚史が恐怖から箱ごと落としてしまったのだ。
勿論、丈夫なそれが壊れる訳もなかったが、さすがにこれには俺も激怒してしまった。
せっかく、可愛いエロ牝犬の為に用意させたモノだからだ。
躾け治す必要があるだろう。
怒っている俺に気付いて謝ったものの、厚史はそれでもそれを手に取るのを嫌がった。
「ゆ、許してっ、いや、ですっ。ひっ、こ、怖いっ」
床に蹲って泣き続ける厚史に俺も段々と可哀想になってくる。
甘いと言われようと厚史は俺の大事なペットだから優しくするのがいつしか当然になっていた。
この玩具を常に身に付けさせる。これは譲れないが強引に貫いて慣らすのは止めてもいいだろう。
毎日捕まえては俺の手で貫くのも面倒だった。
厚史自身が喜んで入れるようにすればいい。そう思った俺は早速、媚薬を使うことにしたのだ。
焦らして焦らして尻穴を疼かせてから玩具を挿入して、奥まで押し込むことが出来たら褒美として俺のモノを入れてやろうと。
今日は休みだったが、普段の朝と同じ設定で厚史に食事を摂らせて玄関に連れて来ていた。
使用人たちが揃って立っているが、置物同然の彼らのことなどどうでも良かった。
大切なのは、エロ牝犬として飼っている厚史だけなのだから。
「あのバイブをどう思う」
揺れる腰の動きに誘われつつ、そっと厚史の耳元に囁いてやった。
「ぁ、あぁ、そ、それ、は??。あぁ、あひんっ、ひんっ」
望む言葉はなかなか出て来なかった。
焦れた俺は勃ち上がっている乳首の先端に視線をやると、嵌まっているピアスリングを軽く引っ張った。
「ひぎぃっ、ひんっ、ひんっ」
始めは痛みに泣いていた厚史は、やがて快感を拾ったのだろう、嬉しそうに泣き始めた。
「あひぃっ、ひっ、ひいっ。んっ、んっ、いい、いいのっ、はぁ??んっ、んっ」
気持ち良さそうな声に、俺は反対のリングピアスも引っ張ってやった。
「あきゃぁああ??! あっ、あぁっ、あんっ、あんっ、いっ、いいのぉ??」
口付けを強請られて俺はすぐにそれに応えてやった。
性欲処理のオンナとは違い、これは俺の可愛いエロ牝犬なのだ。
その願いを聞くぐらい何でもなかった。
そういえば、先日合った従兄弟と互いに飼っている愛犬の話をしていたのだが、急に変な顔をされてしまった。
いや、その後の言葉の通りならば喜んでいたのかも知れない。
「それはめでたいな。やっと満たすモノを見つけたか」
「意味がわからんな」
それよりも、滅多にない本物の笑顔で愛犬の話をする従兄弟が珍しくて、
「たかが性欲処理相手に、随分と優しい顔をする」
ニヤっと笑って言ってやると、
「そう嫌味を言うな。お前だってそうだろうが」
「失礼なヤツだな、アレは性欲処理じゃなくて愛犬だ。可愛がるのは当然だろう」
オンナと同じにするな、と視線で告げると、
「お前、まだ分かってないのか」
逆にニヤニヤと笑われてしまった。
あの時の従兄弟は一体何が言いたかったのか、未だに謎だった。
知った風な従兄弟の顔が何故かこの所ずっとチラついていて、実に不快な気分だ。
俺が自分の何を分かっていないと言うのか。
自分のことは自分が一番理解しているに決まっている。
嫌な気分になり、いつの間にか厚史の乳首から手を離していた。
心在らずの俺に気付いたのだろう、厚史が俺の首へと手を回して来た。
向き合って座っているから俺の表情は丸分かりなのだろう。
「ご、しゅじん、さ、ま?」
媚薬に侵されて気絶しそうなほどの快感を受けているというのに、焦らし続ける張本人の俺を気遣っているらしい。
その心根と舌っ足らずな言葉に絆され、俺は諦めの溜息を吐いた。
「いい子だ、厚史。入れてやろう」
自分の苦しさよりも主人である俺を気遣う厚史に、さっきまでの不機嫌な気持ちが鎮まっていく。
別に急ぐ必要などないのだ。
厚史はずっと俺の愛犬であり、どこにも行かないのだから。
あの玩具を身に付けさせたいなら、厚史の尻穴をゆっくり拡張してやればいい。
先に尻穴を大きく拡いてから玩具を入れて慣らすのが正しいのだとようやく気付いた。
そうだ、順番を間違えていたのだ。
何を焦っているのかと自嘲するのはこんな時だ。
こんな風に余裕をなくすことなど滅多にないというのに。
溜息を吐く俺を厚史が心配そうに見ていた。
ぎひぃいいいいいいぃぃいいいいいいい??っ、ひぎっ、ひっ、ひぎぃっ。ひんっ、ひいぃっんっ」
狭い尻穴を俺の凶器で強引に貫いて、可愛くてエロい牝犬を鳴かせてやった。
そう、大事なのは厚史が喜び、それを見て俺も喜ぶことなのだ。
彼が満たされば俺の心も何故か同じように満たされていく。
ここずっと、そう、厚史が来てから俺は穏やかな気分でいることが多くなっていた。
ただのペット、愛玩犬のはずだったのにおかしなものだ。
従兄弟が言いたかったことが何となく分かった気がしたが、突き詰めて考える気はなかった。
厚史を構っている方が楽しいからだ。
俺は、俺を満たしてくれる可愛いエロ牝犬の視線を絡め取ると、ゆっくり唇を傾けていった。
白い長襦袢を纏った可愛い牝犬が、早くちょうだいと舌を出して懇願していた。
ヌルっと汗で滑る尻穴にワザと膨張したモノを先端だけ押し入れて、すぐに引き抜いてやった。
「いやぁあああぁぁあああ??」
欲しいと泣き叫ぶ厚史が可愛くて、ついつい意地悪をしてしまうのだが、滅多にない連休だから構わんだろうと勝手なことを思った。
普段は仕事から戻った夜から就寝するまでと、朝起きてから仕事に向かうギリギリまで可愛いエロ牝犬で楽しんでいた。
昼間に身体を休ませていたから、厚史もそれほど辛くはないのだろう。
明け方まで付き合わせても文句一つ言ったことはなかった。
今のように泣き叫んで、俺のモノを欲しがる以外は実に大人しい素直な犬だと思う。
一目で気に入り、手に入れてからずっと可愛がってきた。
従兄弟に言わせると俺の可愛がり方は異常らしい。
俺に言わせれば従兄弟の方がオカシイのだが、まあ別にそれで問題もなかった。
学生時代から気に入った相手を捕まえては楽しむのは同じなのだが扱い方が間逆だった。
それなりに優しい言葉を掛ける俺に対して、従兄弟は自分の欲を満たすのが優先で無言で事に及ぶのだ。
「それで本当に楽しいのか」
「ああ。大事なのは俺がスッキリすることだ」
俺の問いに、あっさりそう言うと従兄弟が逆に聞いてきた。
「お前は、相手に何の感情も持ってないくせに何故優しくするんだ」
「うん? 所詮は性欲処理だが、軽い言葉で素直に身体を開くんだから、まあいいだろう」
互いの返答に納得しつつ、やはり相手の方が異常だと判断し合うのだった。
▲
あれから何年も経っているが、今飼っている厚史にしても、少し優しい言葉を掛けるだけで素直で可愛くなったのだ、間違ってはいない筈だった。
「すごい尻振りダンスだな」
欲しい場所を掠めるように俺のモノを動かしてやると、焦れた厚史が必死になって腰を揺らしてくる。
尻穴の中にたっぷりと媚薬を塗り込んであるから、今にも失神しそうなほどに真っ赤に頬を火照らせて、淫靡な世界に浸りきっているようだった。
普段ならば軽く叩いて正気に戻させるところだが、今日はワザとそう追い込んでいた。
特注していたバイブがようやく届き、せっかくプレゼントしたというのに、箱の中を確認した途端、厚史が恐怖から箱ごと落としてしまったのだ。
勿論、丈夫なそれが壊れる訳もなかったが、さすがにこれには俺も激怒してしまった。
せっかく、可愛いエロ牝犬の為に用意させたモノだからだ。
躾け治す必要があるだろう。
怒っている俺に気付いて謝ったものの、厚史はそれでもそれを手に取るのを嫌がった。
「ゆ、許してっ、いや、ですっ。ひっ、こ、怖いっ」
床に蹲って泣き続ける厚史に俺も段々と可哀想になってくる。
甘いと言われようと厚史は俺の大事なペットだから優しくするのがいつしか当然になっていた。
この玩具を常に身に付けさせる。これは譲れないが強引に貫いて慣らすのは止めてもいいだろう。
毎日捕まえては俺の手で貫くのも面倒だった。
厚史自身が喜んで入れるようにすればいい。そう思った俺は早速、媚薬を使うことにしたのだ。
焦らして焦らして尻穴を疼かせてから玩具を挿入して、奥まで押し込むことが出来たら褒美として俺のモノを入れてやろうと。
今日は休みだったが、普段の朝と同じ設定で厚史に食事を摂らせて玄関に連れて来ていた。
使用人たちが揃って立っているが、置物同然の彼らのことなどどうでも良かった。
大切なのは、エロ牝犬として飼っている厚史だけなのだから。
「あのバイブをどう思う」
揺れる腰の動きに誘われつつ、そっと厚史の耳元に囁いてやった。
「ぁ、あぁ、そ、それ、は??。あぁ、あひんっ、ひんっ」
望む言葉はなかなか出て来なかった。
焦れた俺は勃ち上がっている乳首の先端に視線をやると、嵌まっているピアスリングを軽く引っ張った。
「ひぎぃっ、ひんっ、ひんっ」
始めは痛みに泣いていた厚史は、やがて快感を拾ったのだろう、嬉しそうに泣き始めた。
「あひぃっ、ひっ、ひいっ。んっ、んっ、いい、いいのっ、はぁ??んっ、んっ」
気持ち良さそうな声に、俺は反対のリングピアスも引っ張ってやった。
「あきゃぁああ??! あっ、あぁっ、あんっ、あんっ、いっ、いいのぉ??」
口付けを強請られて俺はすぐにそれに応えてやった。
性欲処理のオンナとは違い、これは俺の可愛いエロ牝犬なのだ。
その願いを聞くぐらい何でもなかった。
そういえば、先日合った従兄弟と互いに飼っている愛犬の話をしていたのだが、急に変な顔をされてしまった。
いや、その後の言葉の通りならば喜んでいたのかも知れない。
「それはめでたいな。やっと満たすモノを見つけたか」
「意味がわからんな」
それよりも、滅多にない本物の笑顔で愛犬の話をする従兄弟が珍しくて、
「たかが性欲処理相手に、随分と優しい顔をする」
ニヤっと笑って言ってやると、
「そう嫌味を言うな。お前だってそうだろうが」
「失礼なヤツだな、アレは性欲処理じゃなくて愛犬だ。可愛がるのは当然だろう」
オンナと同じにするな、と視線で告げると、
「お前、まだ分かってないのか」
逆にニヤニヤと笑われてしまった。
あの時の従兄弟は一体何が言いたかったのか、未だに謎だった。
知った風な従兄弟の顔が何故かこの所ずっとチラついていて、実に不快な気分だ。
俺が自分の何を分かっていないと言うのか。
自分のことは自分が一番理解しているに決まっている。
嫌な気分になり、いつの間にか厚史の乳首から手を離していた。
心在らずの俺に気付いたのだろう、厚史が俺の首へと手を回して来た。
向き合って座っているから俺の表情は丸分かりなのだろう。
「ご、しゅじん、さ、ま?」
媚薬に侵されて気絶しそうなほどの快感を受けているというのに、焦らし続ける張本人の俺を気遣っているらしい。
その心根と舌っ足らずな言葉に絆され、俺は諦めの溜息を吐いた。
「いい子だ、厚史。入れてやろう」
自分の苦しさよりも主人である俺を気遣う厚史に、さっきまでの不機嫌な気持ちが鎮まっていく。
別に急ぐ必要などないのだ。
厚史はずっと俺の愛犬であり、どこにも行かないのだから。
あの玩具を身に付けさせたいなら、厚史の尻穴をゆっくり拡張してやればいい。
先に尻穴を大きく拡いてから玩具を入れて慣らすのが正しいのだとようやく気付いた。
そうだ、順番を間違えていたのだ。
何を焦っているのかと自嘲するのはこんな時だ。
こんな風に余裕をなくすことなど滅多にないというのに。
溜息を吐く俺を厚史が心配そうに見ていた。
ぎひぃいいいいいいぃぃいいいいいいい??っ、ひぎっ、ひっ、ひぎぃっ。ひんっ、ひいぃっんっ」
狭い尻穴を俺の凶器で強引に貫いて、可愛くてエロい牝犬を鳴かせてやった。
そう、大事なのは厚史が喜び、それを見て俺も喜ぶことなのだ。
彼が満たされば俺の心も何故か同じように満たされていく。
ここずっと、そう、厚史が来てから俺は穏やかな気分でいることが多くなっていた。
ただのペット、愛玩犬のはずだったのにおかしなものだ。
従兄弟が言いたかったことが何となく分かった気がしたが、突き詰めて考える気はなかった。
厚史を構っている方が楽しいからだ。
俺は、俺を満たしてくれる可愛いエロ牝犬の視線を絡め取ると、ゆっくり唇を傾けていった。
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